M&Aの解決事例
【相談内容】
A社が他社の経営権を譲り受けるにあたり、事業譲渡、会社分割、合併、株式譲渡などの法的スキームの選択を含めたご相談を受けました。
【対応】
まず、A社がどのような効果を期待して経営権の取得を希望されるかを確認したうえで、それぞれのスキームの法的構成、特徴、想定されるメリットやデメリットなどをご説明し、A社が最適と考える形態を選択できるようサポートを行いました。
A社が株式の譲受けを選択された以降は、契約書を含む必要書類の作成に関し、取引実行の前提条件、売主の表明保証や誓約事項、解除、仮に買主に損失が発生した場合の補償条項等について詳細な助言を行い、できる限り買主のリスクを低減するよう留意しました。
また、契約書のドラフトにおいても、想定されるリスクの程度に応じた優先順位付けを行い、A社が相手方との関係に応じて柔軟に着地点を見出せるよう配慮するなど、当事者間においてスムースに取引が実行されるようサポートしました。
本件のようなM&Aの事案においては、必要に応じて税理士や社会保険労務士など他の専門家とも連携した対応を図っております。